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写真、短歌、日々の思ったこと。
2006年08月09日 (水) | 編集 |
さっき、ニュースを見ていたら「二重被爆」についてやっていました。出張先の広島で被爆して、帰った長崎でもう一度被爆した90才の老人のドキュメンタリー映画がニューヨークで上映されたとか。印象深かったのがそれを見た中国人の若い女の子の感想です。

「日本は原爆を落とされた被害者ではあるけれども第二次世界大戦の見地から言えばそれは妥当だったと思う。日本は他の国に対してそれと同等の非道な仕打ちを行ったから。特に中国に対して。」女の子はそう言いました。

私は勉強不足だし祖父や祖母からも戦争当時の状況や思いなどを聞いたこともありません。だからただ学校で習ったことと中国や韓国の怒り様を見て、日本はよほど悪いことをしたんだな、くらいの認識しかありません。広島や長崎に落とされた原爆についても同じです。映像や証言などを合わせて地獄絵を想像しているだけです。

けれどそんな勉強不足の私でも「原爆は妥当だった。」というあの女の子の言葉は間違っていると言い切れる・・・というか言い切りたい。やられたからってやり返すのが妥当だって言ってたら棘はいつまでもそこにあるままだと思う。アメリカに原爆を落とされたからってアメリカも落とされればよかったのにとは全く思わない。あんな酷い仕打ちをあれ以上どこの誰がするのもされるのも嫌だ。

やられたならその痛みを忘れずに、やる側に決してならないように。やった側は謝罪し、もう二度とやらないと誓い、自分の犯した罪を償うべきなだけ。確かにお灸を据えなければ分からない人たちというのはこの世に存在するけれど、「決してやってはいけないこと」というものもあると思う。たとえ戦争を早く終わらせる為だったとしても。



今日、中国語会話教室で中国から研修生として敦賀に来ている子達と一緒に勉強しました。とても純朴で可愛くて勉強熱心な子達です。お互い意思疎通もままならないながら、カタコトで説明しあってお互いの言葉を覚えるために頑張って話しました。

日本に来て楽しい、敦賀はいい所だと言っていたあの子達もあの戦争に関する教育は受けているんだろうな。日本人は、日本という国はあの子達にはどう映っているのかな。カタコトで話すことじゃないから聞けないのが残念・・・。
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