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写真、短歌、日々の思ったこと。
2007年12月18日 (火) | 編集 |

 「ルージュ」
 柳 美里

 角川書店
 2001年3月5日発行
 1260円

 図書館で借りた。
 柳美里の本は始めて読んだ。
 私は作家にはあまり詳しくないので、
 確か、なんか賞をとってたな、くらいの認識。 

難しくない言葉で書かれていて、表現も奇抜な感じじゃないのに、登場人物の言葉などでハッとすることがあった。
なんか、人は、どうしようもないギリギリの所まで純粋に人を好きになってはいけない気がした。
なんだかんだと理由めいた言い訳をして、ギリギリにならないように制御して自分を守るのは、悪いことじゃない。
そうしないと、この社会では”ちゃんと普通に”生きていかれない。
純粋でないことで自分を責めて、傷つく必要は無い。
けど、責めてしまうし悲しくなるし、傷つく。
どうすんのw

『ひとはなんであれ欲望によって行動してるんだ。だからコミュニケーションでいちばんたいせつなのは、たがいの欲望を理解しあうことなのに、たいていのひとは、欲望を隠すことで円滑な人間関係を築けると思い込んでいるんだ』

この人の別な本も、少し読んでみよう。
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