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自分で分かっている悪い癖がある。
ちょっとションボリしている時や、やり場のない気持ちを抱えている時、一人でいられるなら、自分だけが落ち込んでいって、もんどりうって泣いてみたり、ネガティブな短歌を詠むくらいで済むんだけど、そこに誰かがいる場合、何気ない話をしている中で、つい嫌な言い方をしてしまう。 心がそこにない場合、ほんとうは話したくない場合、自分の本音を話すことが出来ない時、私の言葉はいやらしく冴える。 ナイフでグサリじゃない、相手の急所を、細い細い針で刺すような言葉が口から出てくる。 メールに書いた言葉でも、言ったことでも同じだけれど、一旦自分の体から出て相手の元へ届いた言葉は、もう二度と自分の中には戻せない。 分かっている。のに、また繰り返してしまう。 それは甘えや親しさ、近さからやってしまうことなので、被害者になるのは大抵、身近な人だ。 身近な人を傷つけるのは、一番愚かなことだと思う。 分かってる。 |
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