FC2ブログ
写真、短歌、日々の思ったこと。
2011年01月25日 (火) | 編集 |
第15回、王朝の光と闇-『大鏡』と『今昔物語集』。

歴史物語は『栄華物語』、その次が『大鏡』。
どちらも藤原道長が中心となっているけど、『栄華物語』は後宮中心の宮廷史で、『大鏡』は道長の権勢の実体とその由来を説き明かすものとなっている。
『栄華物語』は「編年体」という歴史の流れに沿って書かれていたのに対し、『大鏡』は紀伝体という人物中心の書き方をしている。
中国の物語は紀伝体で書かれていることが多いので、これも中国の影響かもしれない。

『今昔物語集』は院政期に成立した説話集。
なんだかちょっと怖い話もたくさん載っているみたい。
編集された時代が、ちょうど平安後期の武士が力を持ち出し、世の中の秩序や価値観が変動する時期だったためか、それまでの文学がまったく顧みることのなかった反秩序的な話も盛り込まれている。

何かあやしい、この混沌とした気持ち悪い感じ。
なんかで読んだことあるかもって思ったら、やはり芥川龍之介だった。
芥川龍之介は『今昔物語集』を参考に執筆していたと思われるらしい。

多田先生は『今昔物語集』のことを、「当時の世界観からすれば全世界的な規模をもつ作品で、収録話数がぼう大であること、内容が多彩であること、文学的達成度が高いことのいずれを見ても、日本文学史上、最大・最高の説話集ということが出来る」、とまで言っている。
でも、なんかちょっと気色悪い感じがして読みたいと思わないかも・・・

ていうかそういえば確か、前に会ったときlepさんが図書館で借りたとかいう分厚い今昔物語集を読んでいた気がする・・・。
あれは確か二人で当時流行っていたメイド喫茶wへ行った時だったっけ。
メイド喫茶で今昔物語集ww
あの時はじめてあの雑居ビルのエレベーターの中で、耳かき喫茶のチラシを見たんだよねー。
なつかしーなー、lepさん元気なんだろうか?

てことで、全15回試聴終了~。
私のこのメモだか感想だか何だか分からない古典の授業の記事、読んでた人いるのかなw
もしいるなら、最後までお付き合いくださいましてありがとうございました
スポンサーサイト