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写真、短歌、日々の思ったこと。
2012年09月05日 (水) | 編集 |
面白かったです。
たぶん、ネットで誰かのブログかどこかのレビューを見て衝動買いした本。
唐突な引用が多く、内容も深く、主人公の職業や生きている世界(雑誌編集長)が私の日常とは重ならない部分もあるので、読むのに時間がかかりました。
途中忙しかったのや、じっくり思考しながら読みすすめたのもあるけど、それにしても時間がかかった・・・。

この本を読み始めたのは、ツタンカーメン展の入口で2時間待ちの行列に並んでいた時。
最初は普通に読み始めたのだけど、”フジサキリコ”が部屋に入ってきて、”僕”が「すぐに始めますか。それとも少し一緒にお酒でも飲みますか?」と言ったくらいから、これはツタンカーメン展の入口で大勢の人に囲まれながら読む本じゃないな、という予感はしましたw
予感は当たって、その後すぐ、人ごみの中では本を大きく開いて読めないようなwww話になっていきました。

この本を読んで、一人の人間の人となりを見る時、その人の性の部分を知ることはとても重要なのかもしれないと思いました。
いやらしい意味じゃなくて、ていうか、いやらしい意味も含めてw、人にはいろんな顔があり、その中には必ず性的な部分が含まれていて、そこって結構本質的な部分、その人の根っこに関わる部分だと思うのです。

本は、小説だけど小説じゃないような、すごく面白い本です。
世の中の、綺麗なところと汚いところは表裏一体になっていることとか、目に見えている物事の向こう側に、知らなかった多くの問題があること、日常、こうやって過ごしていることが見ぬ振りの連続であることについて、考えさせられる本でした。

時間と気持ちに余裕がある人や、とにかく活字中毒で読みたい病の人は一度読んでみてください。
この本を読んだ他の人の感想にすごく興味があるし、この作者の他の本も読んでみたくなりました。
知りたい病を発症し、白石一文さんをTwitterでフォローしましたよーww
「今何読んでるの?」って訊かれた時に、タイトルを言うと引かれるんじゃないかとw、ちょっと躊躇してしまうタイトルではあるけれどw、なんかほんと、私も、「この胸に深々と突き刺さる矢を抜きたい」と思う今日このごろです。
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