写真、短歌、日々の思ったこと。
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2008年02月07日 (木) | 編集 |
 「般若心経 愛蔵版CD付き」
 松原哲明
 主婦の友社
 2006年5月20日発行
 1470円 

 前に読んだ、瀬戸内寂聴の「絵解き般若心経」
 割と分かりやすかったけれど、
 この本のほうが私に合ってた。

「悟りとは、なにか崇高な尊い存在になるのではないんです。草花のように、素直に当たり前に生きることなんですよ。」

この本では、「空(くう)」を物質を構成する極限の微粒子(極微塵)、原子に近いものだとしている。
目には見えない、でもゼロ(無)ではない原子の世界。
色即是空、存在は見えない原子の集まりである。
空即是色、見えない原子が集まったものが存在である。
優劣も老若もない、汚くも清くもない、生死もない・・・。

「華は自分で芽を出し、華を咲かせ、実を実らせる。そして枯れる。しかし、華は自分が枯れたとは認識できません。ただこちらが勝手に、枯れて死んだと見なしてるだけです。ですから禅は死後がどうなるかは言ってはいけないんです。」

なんか、この間やったような気がする、これ。
自己を見つめるの最終回、「死」だったかな?
あの時、死について深く考えてみて、死者は死んでいるのではない、生きている人がそう決めるんだって思ったのだけど、般若心経に言わせると、生も死も決めるまでもない、どちらも同じ、ただの空なのか・・・。
原子が、人やその他の生物の形ではなく、別の状態になるだけ。

・・・・・。
ふうん、そっか。

だけど私は今は人間の形をしていて、喜怒哀楽の心を持っている。
大切な人が死ねば悲しいし、そんな中でも嬉しいことや楽しいことがあったりする毎日を生きている。
この本では、悟りを、”悲しかったら泣く、嬉しかったら笑う、正常な心そのままで生きること”としている(と思う、たぶんw)。

煮詰まった時に読むと良さ気な本だ。
難しくて意味不明なところもある。
何度か読むうち、その時の自分の気持ち次第で、分からなかった所が分かったり、分かったと思った所が分からなかったりしそうな不思議な本だ。
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コメント
この記事へのコメント
 >何度か読むうち、その時の自分の気持ち次第で、分からなかった所が分かったり、分かったと思った所が分からなかったりしそうな不思議な本だ⇒あぁ~これよくわかる。2回目に読んだときに『なんでこないだ読んだ時は気が付かなかったんだろう?』って思う事ある。その時々にあった生きるヒントを、必要な時にタイミングよく教えてくれる為にそうなるのかなァ~って思った。 
 >
「悟りとは、なにか崇高な尊い存在になるのではないんです。草花のように、素直に当たり前に生きることなんですよ⇒いい言葉だね。
2008/02/08(Fri) 08:05 | URL  | にこまる #-[ 編集]
■にこたん
>その時々にあった生きるヒントを、必要な時にタイミングよく教えてくれる為にそうなるのかなァ~

そっか、そうかもね。
それとも無意識に、自分で、そうだと思いたいことだけにスポットを当てているのかも知れないね。
どちらにしろ、受け取り手の準備が出来ていない場合にはどんな素晴らしい言葉も響かないってことなんだろうな~。

2008/02/09(Sat) 00:59 | URL  | のさか りう #ftpII.ds[ 編集]
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