コミュニケーション論序説3回目 「身体とコミュニケーション」

第1回目の「コミュニケーションの分類」にて分けられた、非言語でのコミュニケーションを更に詳しく見る。

■非言語音声コミュニケーション
声の高低やリズムを含めた声の質
音声的描写体(笑う、泣く、咳払い、あくびなど)
音声的分離体(沈黙、えーと、あー、などの”間”など)

■非言語非音声コミュニケーション
身体動作(表情、アイコンタクトなど)、
身体特徴(体格、体臭、頭髪、肌の色など)、
接触行動(なでる、さわる、抱きしめるなど)、
空間行動(対人距離や座席位置など)、
人工物(衣服、化粧、持ち物など)、
環境要因(室内装飾、照明、温度など)、
時間(約束の時間への意識、メールの返信の時間など)

自分で意識しなくても相手に伝わってしまえば、それはコミュニケーションであると言えるので、上に挙げた全てがコミュニケーションなのだそう。
「コミュニケーション論序説の序説」の記事で書いたとおり、コミュニケーションの中で、言語が占める割合は35%程度、残りは非言語で行われる。
特に最近は、空気を読めない=出来ない人なんていう世の中の空気さえあるので、あまり敏感になるのもどうかと思うけれど、非言語コミュニケーションについて知っておくのも悪くはないと思う。

■非言語コミュニケーションの機能
反復(言語・非言語ともに同じメッセージを発すること)
    ・「あちらの方向ですよ」と言いながらその方向を示すなど
矛盾(言語とは反対のメッセージを非言語で発すること)
    ・「だいじょうぶです」と言いながら、手や額に汗びっしょり、声が震えているなど
代用(言葉の代わりに発すること)
    ・「わかった」の代わりに黙ってうなずくなど
相補(言語のもつ意味を更に詳しくしたり印象付けて補うこと)
    ・子供に「えらかったね」と言いながら、なでなでするなど
調節(コミュニケーションの始まりや終わりの合図の発生)
    ・机の上を片付け始めて、教師に授業終了時刻が過ぎている事を知らせるなど

この中で特に、矛盾には気をつけたい。
誰かが誰かに、言葉とは矛盾するメッセージを同時に非言語でも発している場合、通常、非言語で表されているほうが本当だと解釈されることが多い
空気の読み違い、読まれ違いは、そのコミュニケーション1つだけではなく、その人の人格、人柄についてのイメージをも変えてしまうことがある。
だけど恐れることはない。
一発勝負の面接などでないかぎり、コミュニケーションの食い違いは、コミュニケーションを重ねることによって修正していくことが可能だと思う。

相手に伝える際には一つ一つを大切に、相手から受け取る際は一つのことで決め付けない、ということに気をつけて、多くの人とコミュニケーションして行きたい。


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