写真、短歌、日々の思ったこと。
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2010年05月06日 (木) | 編集 |
P1140398s.jpgウィルソン株でお昼を食べたら少し元気になりました。
13時30分頃にウィルソン株を出発。
14時09分、大王杉。
推定樹齢3000年
樹高約24.7m
縄文杉が発見されるまで、屋久杉最大とされていた存在です。

P1140403.jpg14時16分、夫婦杉。
2本の杉が手を取り合う夫婦のような姿。
向かって右が夫、左が妻だそうw

推定樹齢 夫2000年、妻1500年
樹高 夫約22.9m、妻約25.5m
妻のが背が高い、いまどきのカップルですw

P1140410.jpg14時49分、縄文杉。
推定樹齢 2170年~7200年
樹高 約25.3m

登山開始の7時15分から約7時間半、やっと縄文杉にたどり着きました。
休憩が全部で多く見積もって1時間30分くらいとしても、6時間は歩いているってことになります。

そんな思いをして初顔合わせの縄文杉ですが、白谷雲水峡から登ってきた私たちは大きな屋久杉を見すぎてしまっていて、感動!感激!までは行きませんでしたw
なので、写真撮影だけ済ませたら、休憩は取らずに先へ進むことにしました。

P1140411.jpg15時、高塚小屋。

縄文杉の少し前あたりで遭遇したツアー客の団体さんは、この小屋で1泊するようでした。
私たちはこの先の新高塚小屋で1泊なのですが、ツアーのガイドさんは私たちが同じ小屋に泊まると思ったのか、場所取りをしようと私たちを団体で追って登ってくるので、なんだかせっつかれてしんどかったです。

高塚小屋から新高塚小屋までの1時間15分はとても辛い道のりでした。
登っていると時々「新高塚小屋まで○○m」という表示が出てくるのですが、そのたび同行者が「○○mが遠いな・・・」とか「明日も今日と同じくらいの時間歩くの?」とか言ってくるので、私は「今まで歩いてきた距離を思ったら、あとほんの少しやで」とか「明日も同じくらいの時間歩くと思うけど、明日は下りが多くなると思うから、今日よりは大変じゃないと思うよ」などと答えながら、『マラソンで言うと今は38キロ・・・いや、40キロ地点くらいまでは来てる。あと少しでゴール、そしたら荷物を降ろせるし、座れるから!』と心の中で自分を励まして登っていました。
だって、辛くても何でも、ここまできたら登るしかないし。

P1140416s.jpg  P1140415.jpg
16時15分、新高塚小屋。
小屋には男性の単身客が3名、ツアーのガイドさん男性1名とそのお客さんの女性2名が先客で既に到着していました。
左の写真の奥が小屋、右の写真は水場です。
屋久島は水が豊富で、小屋にも水場があるのでたくさんの水を持って登らなくても大丈夫です。
とはいえ私は、初めてで不安だったのと、水分を良く摂るけど膝にバクダンを抱えていてあまり重い荷物を背負えない同行者の補給用にと、1Lくらい背負って登ってましたけど。

今日は小屋に到着するのが予定より45分遅れました。
同行者の体力と翌日の天気が心配だったので、朝出発するのを予定より早めの5時にすることを決め、同行者に伝え、今日は暗くなる前に夕食、終身準備、明日の出発の準備をしなければならないからと言って、準備を急いでもらうようにお願いしました。

P1140417.jpg夕食は山登りの定番となりつつある、カレーヌードル。
それから、災害用に買っておいて賞味期限切れになっていたフリーズドライの鮭ぞうすいも。
カレーヌードルは相変わらず美味しかったけど、鮭ぞうすいは不味かったー><
災害の時に悲しい思いをしたくないから、もっと美味しいのを探しておかなきゃ。

P1140420s.jpg  P1140425s.jpg
新高塚小屋の周りには、鹿がたくさんいました。
すごく近くまで寄ってくるので怖かったですが、向こうも何かもらえるかもと思いつつやはり臆病なのか、触れるまで近くに来るということはありません。
もちろん、エサをやってはいけません。
可愛いので何かあげたくなってしまいますが、見るだけでがまんです。

P1140429.jpg新高塚小屋の中はこんな感じ。
外から見ると高塚小屋よりも綺麗に見えるけれど、中は屋根の湿気が雨漏りのように落ちていたし、木造なので夜にネズミが出てきてカサコソするんです><
気になって眠れませんでした・・・。

小屋には電気が来ておらず、日が落ちたら真っ暗ですることもないし、明日も早いしでみんなすぐにシュラフに入ってしまいました。
だけど、しばらくして私はある重大なミスに気付いてしまいました。

明日登る宮之浦岳へ行く登山道を確認してない・・・!

小屋に着いたとき、疲れていたのと着いてほっとしたのとで、そこから先の道があるかどうか、どこから宮之浦岳へ行くのかを確認するのを忘れてしまったのです。
明日の朝は暗いうちからヘッドライトを点けて登り始める予定なので、登山道が分かってないと登り始めることができません・・・。
これはあかんー><と思い、今のうちに登山道を探しておこうとヘッドライトを点けて外へ出てみました。
が、ヘッドライトは思ったより足元しか照らさないし、外は強風がビュービュー吹き荒れているし、鹿はうろうろしているしで、怖いし道は見つからないし、諦めて小屋に戻りました。

シュラフに入ってしばらく考えましたが、良い方法が見つからないので、とりあえず朝少しでも薄暗くなっていることに期待して寝ることにしました。
こういうとき、私は結構諦めが早いほうですw
ウトウトするたびにネズミに起こされて・・ってしているうち、9時半頃だったかな、小屋の外でライトがチラチラしているのに気付いてふと目が覚めました。
小屋にいた人がトイレにでも起きたのかな・・・と思っていたのですが、ライトの人は小屋の外でなにかゴソゴソしていてなかなか入ってきません。
何してるんだろう・・としばらくぼやーっと思いながら目を閉じてたのですが、突如ハッΣ( ̄□ ̄)!と思いつきました。

宮之浦への登山道を訊いてみよう・・・!

すぐにヘッドライトを着けて小屋の外へ。
小屋の外で、今着いたって感じの人が荷物をゴソゴソしていたので、宮之浦への登山道のことを訊いてみました。
すると、その人は女性で、自分は分からないからあの人に訊いてって小屋の横を指さしたので、そっちを見ると、もう1人、小屋の横にテントを張り終わって確認している男性がいました。
こんな強風の中で小屋に入らずテントを張って1泊だなんて、きっと登山上級者に違いない、そんな人に明日登る登山道を今さら訊いたら、山をなめてる!って叱られるかも・・・と不安になりつつ訊いてみると、その人は手を止めて親切に、こっち来てって言って、登山道まで連れて行ってくれました。
登山道が分からなくて不安だった私は、ホントにホントに感謝しました。
顔も名前も分からないけれど、あの時助けてくれた人、本当にありがとうございました!

小屋へ戻ると、その人は私に「もう寝ます?」って訊いてきました。
私は「はい、寝ます」って言って、お礼を言った後、小屋へ入ったのだけど、その後12時前くらいまで小屋の外の強風のビューッという音と共に2人が話しているような声が聴こえてきていたので、もしかしたらその人は私に「テントの中でお茶でも」って誘ってくれるつもりだったのかも・・・。
どうせ眠れなかったんだし、寝ますって言わなきゃ良かったな・・・ってぼんやり思いつつ、ウトウトしてはネズミに起こされ、ウトウトしては寒さで起きて、結局その日はあまり眠れないまま朝になってしまったのでした。

■屋久島ポータルサイト「山小屋、岩屋」紹介サイト
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コメント
この記事へのコメント
 ペットのハムスターとかって可愛いと思うけど、野生のネズミがチョロチョロされたら眠れるとか眠れないとかじゃなくて怖くてそこにいられない(>_<)。
 のーたんも怖かったでしょう。 
 今回の山登りは過酷そうだね。なんか読んでいて所々『恐怖』を感じます。山小屋もボロボロだし…。鹿もなんとなく怖く見える…。山ってさ、なんか天気が悪かったりすると凄く怖いよね。魔王がすんでいて現れるような気がする。魔界に連れて行かれるような気がする…。
 いい人に道案内してもらってよかったね。最初から『眠れなかったらお茶に来てもいいですよ』って聞いてくれたら良かったね(でも、そんな都合よくはいかないね)。
 この記事を読んで気をつけようと思ったこと。
 >「○○mが遠いな・・・」とか「明日も今日と同じくらいの時間歩くの?」とか言ってくるので、
 ⇒私もこうなりがちかも。回りの人も疲れちゃうよね…って感じた。だから何かするとき、辛い時、言葉にするとき気をつけようと思いました。
2010/05/17(Mon) 09:39 | URL  | マーヤ #-[ 編集]
■マーヤちん
ほんと、私はどこでも寝られるから、ネズミがいたって熟睡だろうなって思ってたんだけど、いざカサコソされると顔に乗ってくるんじゃないかとかザックをかじられるんじゃないかとか、気になって眠れませんでした。
ネズミのおしっこって臭いし・・・。

今回の山登り、富士山よりもキツかったです。
世界遺産だから登山道がしっかり整備されてはいるんだけど、富士山のような観光地って感じじゃなくて、山!でしたw
マーヤちんの言うように、山は天気やこちらの気の持ちようで雰囲気が変わるよね。
怖いと思うと、本当に何もかもが怖く見えてきます。

>だから何かするとき、辛い時、言葉にするとき気をつけようと思いました。

うん。
誰でも辛い時はそうなりがちだと思うよ・・。
私も、この時は同行者より私のほうが体力があるって自分で思っていたから、辛くてもそれを言葉にしなかったけど、自分より体力のある人と一緒だったら、甘えて弱音を吐いていたかもしれません。

本当に辛いなら動けなくなる前に、早めに伝えたほうが良いけど、まだがんばれるならなるべく弱音を吐かないように、甘えないようにしなきゃって思いました。
あと、弱音を吐いちゃってる人に対して、もー!って思わずに気遣ってあげられるような強い人になりたいなって思います。
鍛えなきゃ!w
2010/05/18(Tue) 02:51 | URL  | 野坂らいち #uv1XZDJs[ 編集]
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