写真、短歌、日々の思ったこと。
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2010年05月22日 (土) | 編集 |
あんなにも貪りあっておきながら菜食のふりをしている 二人


■題詠blog2010 「009:菜

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■題詠blog2010鑑賞(My Favorites)

肩ならべきみが野菜をカゴに入れぼくが支払うだけのしあわせ
(Always Walking with Yu:陸王さん)


「だけ」と言いつつ、これが本当の幸せってものなんだって、どうやら陸王さんはご存知のようですw
何か当たり前になってしまって、欲張りになってしまって、煮詰まった時。
いろんな欲や拘りをそぎ落としたあとに残るのが、こんな幸せなんだろうなって思いました。
「それが普通」、「それが日常」である幸せは、「だけ」だけど、実はそれだけで十分過ぎるほど幸せなんだと思います。
・・・と、この短歌とほぼ同じシチュエーションで幸せを感じたことのある私が言ってみましたw


どうしても風に揺られる菜の花のことしか思い出せない別れ
(ぶらつくらずべりい:龍庵さん)


いろいろと想像が膨らむ短歌です。
菜の花のことしか思い出せないのは、辛すぎる記憶を無意識に消してしまったから?
それとも、別れの言葉を聞きたくなくて、相手の顔を見ることが出来なくて、風に揺れる菜の花だけをぼんやりとみていたから?
その時のことを、やっと少し思い出すことが出来るまでになったのに、どんなに思い出そうとしても、その時相手が何を言ったのか、どんな表情だったのかがどうしても思い出せない。
どんなに思い出したくても、思い出せるのは風に揺られる菜の花のことだけ。
なんって切ない話なんだ・・・!
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コメント
この記事へのコメント
こんにちは。
歌を選んでいただきまして、ありがとうございます!
のーさんも似たような経験があるのですね?
「日常」か「非日常」かはともかくとして、幸せの記憶は永く残るもののようですw
2010/05/22(Sat) 11:59 | URL  | 陸王 #/I6ykovo[ 編集]
■陸王さん
こんにちは。
たくさんの人がこの短歌を紹介されていることからも、この短歌が人のこころに響く秀歌だと分かります。
読むとほんわかした暖かい気持ちになれるんですよね。
こういう短歌を詠んでみたいものですw

私の場合は、非日常で同じような経験をしました。
あれが日常だったなら・・・と思いますが、うっかり者の私は、すでに日常にこういった幸せを持っているのにそれを見逃しているのかも知れません。

でも、私にとって幸せの記憶は、ふと気付くものであって、見つけるものではないのです。
見つけようとしても見つかるものではないので、手にすることのできた幸せの記憶はとても貴重なものです。
大切にするから、長く残るのだと思います。

コメント、ありがとうございました^^
2010/05/23(Sun) 13:32 | URL  | 野坂らいち #uv1XZDJs[ 編集]
こんばんは、陸王です。
笹公人氏は 良い短歌とは、
1.ハッとするような発見があるか
2.説明しがたい凄みがあるか
3.考えさせる深い何かがあるか
のうちのいずれかを満たすとしています。
陸王の「009:菜」の歌は、「ちっぽけな幸せ」が基準1.と3.を満たすものとされたのだと思います。
でも、この歌は非日常の経験に基づくものですw
この歌の主旨が、「このうえない幸せ」であることが、のーさんには解ると思います。
これ以上望んではいけない限界の、大切な記憶。
笹氏の基準で言えば、「2.説明できない」です(笑)
2010/05/23(Sun) 22:47 | URL  | 陸王 #/I6ykovo[ 編集]
■陸王さん
こんにちは。

この短歌はやはり非日常を詠んだものだったんですねw
「だけの」というところに、なにか時間的、空間的に限定されているような、普通や日常とは違うものを感じました。
それが、2.説明しがたい凄みがあるかだったのですねw

A面が1と3、B面が2で構成されている2way短歌って感じです。
最初に読んだ時にどちらを感じるかによってその人の性格や現在の心境が、そして深く読んでどう感じるかによってその人の今までの経験値が分かってしまいそうな・・・。
確かに、2.説明しがたい凄みがある、おそろしー短歌のようですw
2010/05/26(Wed) 11:36 | URL  | 野坂らいち #uv1XZDJs[ 編集]
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