写真、短歌、日々の思ったこと。
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2011年01月22日 (土) | 編集 |
第8章、物語文学の形成。

日本語を日本語で書くことが出来るようになった日本人。
水を得た魚のように、物語を作り始めます。
「伊勢物語」と「竹取物語」。

伊勢物語は在原業平(ありわらのなりひら)という実在した人物を主人公にした物語。
散文+短歌で構成されているのだけど、採用されている短歌が色っぽくて私は好きだー!なりひらー!w
本人作の短歌ではないものも含まれているらしいのですが。
思ひあらば葎(むぐら)の宿に寝もしなむひしきものには袖をしつつも

<現代語訳>
思いがあれば粗末な葎の宿でだって共寝はできる、着物の袖を敷物にして
「ひしきもの」は引敷物で敷物の意味と、この歌を添えて女性に贈られた海草のひじきと両方の意味があるのだそう。
ひじき・・・贈ってたのか~w
平安時代の価値観がどんなものなのかは分からないけど、でも、何か意味があってひじき贈ってもらったら、えっなんで?って思ったあとに歌を読んで理由を知って、なりひらったら~!wみたいな微笑ましい気持になるかもしれないと思う、妄想協会長なのでしたw

その後、この女性は帝のもとに入内し、住んでいた家を引き払う。
女性のことが恋しくなって尋ねてみると、御簾(みす)や畳なども取り払われた寂しい家に、梅の花だけがきれいに咲いていた。
月やあらぬ春やむかしの春ならぬわが身ひとつはもとの身にして

<現代語訳>
月も去年の月とは違う、春も去年の春とは違う。我が身一つだけがもとのままなのだ・・・
梅の花は去年と変わらずきれいに咲いているのに、業平の目には同じに映らない。
女性を失って世の中のすべてが変わってしまったような喪失感がなんともいえない。
今までは源氏物語を一度ちゃんと読んでみたいと思っていたけれど、その前に源氏物語の元ネタとなっている伊勢物語を読まなきゃだわって思った。

「竹取物語」の元ネタは中国の神仙譚(しんせんたん)とも言われている。
美女と名高いかぐや姫を妻にしようと五人の男性が言い寄り、かぐや姫の出した難題に向かう話がメインだけど、その五人意外の帝とかぐや姫の関係がすごく良くて、これも読んでみたいと思うようになった。
帝も最初はかぐや姫に入内を命じ、断られると強引に連れ去ろうとするのだけど、かぐや姫はまぼろしになってしまい、連れ去ることができない。
帝はかぐや姫を妻とすることは諦めざるを得なかったのだけど、それからは四季の木草などにつけての手紙や歌のやりとりが生まれ、肉体関係なしの心の深い繋がりが出来たのだそう。
なんか良いなって思った。
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