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2011年12月22日 (木) | 編集 |
「世界で一番おいしい野菜」
 河名秀郎
 日本文芸社
 2011年11月30日発行

図書館で借りました。
作者は無農薬どころか、無肥料での自然栽培に取り組んでいる、(株)ナチュラルハーモニーという会社の代表の方です。
私も野菜を作っているので、無農薬の難しさは良く分かっています。
なのに、無農薬だけでなく無肥料とは・・・!
驚きでした。

本を読むと、その考え方には一つ筋が通っていて、なるほど・・と思えます。
例えば、

柿は肥料をやらなくても毎年ちゃんと実を生らせる。
土に残った肥料を分解して自然に戻すために害虫が発生する。
自然界の実は枯れはするけれど腐敗臭を放って腐ることはない。
動物性肥料を与えて育てた野菜が一番腐りやすい。

どれも、野菜を育てていると、確かにそうだなと思うことばかりです。
私もにわかに自然栽培に興味を持ちました。
が、今まで農薬や肥料を使ってきた人工の土を完全な自然の土に戻すのは難しそうです。
本には自然の土が1cmできるのに100~150年かかると言われていると書いてあります。
てか、今からじゃ無理じゃん!><

土の浄化の過程ですが。
まず、作者が肥毒層と呼んでいる肥料の残った層を取り除くために、機械で肥毒層の部分を壊し(たぶん耕すということ?)、肥毒を吸い上げる能力の高い麦類や牧草、大豆を植えるのだそうです。
自然栽培が可能になる土になるまでに、少なくとも3~5年はかかるそうです。

空き地で見るススキやセイタカアワダチソウなど背の高い植物は、土を進化させるために必要に応じて生えてくるそう。
それらが粗い土を育て終わると、次に生えてくるのはカラスノエンドウやヨモギなど。
それからハコベのような低い草が生えてくるようになれば、その土が作物を育てられる土になった合図だということです。

この本には自然栽培の具体的なやり方は載っていません。
土の作り方も、麦類などを植えると書いてる以外に、どういう風に耕すのか、肥料を与えない、農薬を使わないのだとしたらどういう風に世話をして野菜を育てるのかなど、疑問がたくさん出るけれどそれの答えは一つも載ってません。
植えっぱなしの放置なんだろうか?
疑問です。
別の本かサイトに載っているのかもしれませんが・・・もう少しその辺りを詳しく書いておいて欲しいです。

自然栽培の野菜は食べるとすぐに分かるのだそうです。
もちろんとても美味しいらしい。
この本には自然栽培の野菜を使っているレストランが紹介されているので、1度足を運んでみたいです。

自然栽培専門「ハーモニック・トラスト」
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コメント
この記事へのコメント
確かに無農薬・無肥料は理想的ですね。
農家がやる「土づくり」も、極論すれば化学物質のこね合わせで、農作物は化学肥料の漬物みたいなものですし。
で生産調整のことを考えると、やっぱり無農薬・無肥料ってわけにもいかないんですよね。なかなか…。

今、それができるのって、都心のビルの中で屋内栽培されているような、完全な「試験管農作物」くらいなものだと思います。
たぶんこの本の著者がやっているのもソレではないかと思うのですが、どうでしょうね。
興味はあるので僕も図書館で探します(^○^)
2011/12/24(Sat) 12:27 | URL  | きうり #-[ 編集]
■きうちん
>農家がやる「土づくり」も、極論すれば化学物質のこね合わせで、農作物は化学肥料の漬物みたいなものですし。

そうですね、それがホントの姿ですよね・・・残念ですが。
この本の著者がやっているのは普通の耕作地での自然栽培だそうです。

この人ではないけれど、自然栽培をやっているリンゴ農家の方がいて、自分とこのリンゴジュースを瓶に入れて畑に放置してあるそうです。
そのジュースは10年くらい前のもので、だけど発酵はしていても腐っていないんだそうですよ・・・!
もちろん野ざらしなので市販はしていないけど、農家さんが喉が渇いたときに飲んでいるのだとか。
瓶詰めの仕方にもよると思うので手放しで信者になるようなことはないですが、興味はあります。

ぜひきうちんにこの本を読んでもらって、ツテを使ってそういう栽培の仕方をしている人と知り合いになってもらいたいものです(笑)
2011/12/26(Mon) 19:29 | URL  | 野坂らいち #uv1XZDJs[ 編集]
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