写真、短歌、日々の思ったこと。
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2012年02月07日 (火) | 編集 |
映画「ジョゼと虎と魚たち」の主人公、ジョゼ(本名くみ子w)がいつも読んでいた本。
サガンの第三作目だそうで、続編が「すばらしい雲」、「失われた横顔」だそうです。

私は本は読むのだけど、いわゆる文学っていうのかな、世界文学全集とか日本文学全集とかに載ってるものを殆ど読んでいなくて、サガンを読むのも初めてでした。
たぶん、「悲しみよこんにちは」さえ読んだことがないです。

昔の本なので、訳が昔風だし、これは西洋とアジアの文化の違いなのか、それとも時代が違うからか、登場人物たちの話していることも小難しくて、正直こういう人たちと付き合うのってめんどくさいなってw、心から共感しにくい部分が多々ありました。

でもまあ、何となく気持ちは分かる。
お金を持ってて、することがなければ、こういう風になるのかも。
こういう風に、けだるく刹那的に生きていくのはリスクが大きいよね。
あーでも、リスクが大きいって思うけど、よく考えるとそのリスクって何?
充実した人生を送れないかもとか、後悔するかもとか、そういうリスク?
それって本当にそれだけ重要なことかな・・・

・・・という風に、何となく漂いながら、ぼんやり”それ”について考える・・・って感じの話でした。(わたしにとっては)

ハキッと印象や感想を決めたいような人にとっては意味のない本かも。
現にあとがきにも評価は賛否両論で、「こんなくだらない、筋も何もないような本など退屈のかぎりだ、数人の男女が入り混じって、くっついたり離れたりするにすぎない話だ」という人たちもいたのだとか。
その気持ちも分からなくもないww

私が考えるのは、「ジョゼと虎と魚たち」のジョゼ(くみ子)が、どんなふうにこの本を好きだったのかということ。
私は、この本はラストの12行のためだけにある本のような気がしました。
「ジョゼと虎と魚たち」にも出てきた、ベルナールの台詞。
それから、いちばん最後のジョゼの言葉。

「そんなふうに考えはじめてはいけない。」
彼女は優しく言った。
「そんなことをしたら気違いになってしまう・・・」


考えなくても、時は過ぎるし物事は進んでいく。
目の前のことをこなしていくうちに、年を取ってやがて死ぬ。
充実したかしてないか、後悔するかしないか、どうであっても人はやがて必ず死ぬ。
思いつめる苦しみを楽しんでいるならば良いけど、ただ苦しむだけなんてもったいない。
そんなふうな考え方もあるのかなって、ちょっと思いました。
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