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2012年03月16日 (金) | 編集 |
細胞シートって知ってます?
患部に移植し、病気をなおすためのもので、細胞を培養して増やし、暑さ0.1ミリ以下の薄いシート状パッチにしたものだそうです。
病気によっては、自分の細胞で作ることができる場合もあって、拒絶反応なしに病気を根治できる可能性があるのだそう。

私の説明が下手すぎて、こう聞くと、ふうん・・・すごいねえ、で終わってしまうかも知れないですが、これは本当にすごいことなのです!
細胞には、皮膚を作る、骨を作る、ホルモンを出す・・・などいろんな細胞があって、それぞれ役割が決まっているのですが、すでに役割が決まっている細胞に遺伝子を導入して、いろんなものになれる細胞を作り、それを使って、必要な機能を持つ細胞シートを作って治療するのだそうです。

具体的には、心筋細胞の機能低下で心臓の機能が弱くなる病気には、筋芽細胞という筋肉組織を修復する細胞シートで心臓の筋肉を修復&強化したり、角膜上皮を作る細胞が機能しなくなる病気には、もう片方の目が健康であればその細胞、両目とも病気ならば他の部分から作った、その細胞に近い機能を持った細胞シートを培養して貼り付けて治療したり・・・という風に、その病気に必要なシートを作って治療できるのだそうです。

また、現在は一層のシートを重ね、血管を通し、臓器を作る研究もされているのだそう。
ほんと、すごい話です。

この本を読んで、感心すると同時に、複雑な気持ちになりました。
今、治らない病気で苦しんだり、移植を待って辛い思いをしている人が、助かるのは良いことだと思います。
食道ガンの手術をした人が、切除後のむき出しになった患部に細胞シートを貼り付けることで組織を修復し、術後治療の激痛から救われたり、すばらしいことだと思う。
けれど、それと同時に、でも、っていう気持ちも生まれてしまうのです。

多くの人が救われるということは、多くの人の寿命が伸び、死なない人が増えるということ。
人口がますます増えるということ。
20世紀に薬や治療法の発達や栄養の改善で人の寿命は数十年も伸びました。
これから細胞シートによって、いわゆる細胞の若返りが可能になったり、臓器の交換がすぐにできるとなると、人間はいったい、何歳まで健康で生きられるようになるんだろう?って思います。

「健康で長生き」は良いことだと思うけれど、どうしても単純に手放しで歓迎!!って風になれないのは、私が根暗だからかなあ。
人間は、子作りという遺伝子の更新、そして子育てという新遺伝子へのスキル引継ぎが終わってからも、長い時間を生き続けます。
それってどうなの?本当に必要?って思ってしまう。
人のため、地球のためになるような研究をしている人には長い時間が必要だけど、ただ楽しみだけのために生きているような私みたいんは、なんか、いろいろ消費して申し訳ない気になってしまうのです。
とはいえ、今日も楽しく消費して、痛いのやだから健康に気をつけたりしてしまうんだけどねw

食料とエネルギーの確保が人間の要求と医療技術の進歩に追いついてなくて、そのしわ寄せが環境にいってる感じ。
ほんとあたし、消費した食料とエネルギー分、何か役に立つことしないとって思う。
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