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写真、短歌、日々の思ったこと。
2013年05月24日 (金) | 編集 |
この前の週末に受講した、放送大学の面接授業について、
忘れないうちに書いておこうと思います。
ていうか、もうだいぶ忘れてるかも

私は、コースは人文なんだけど、今回は心理学&社会学系の科目を受講しました。
信頼と人間関係に関する授業で、ブログ記事として短くまとめるのが難しそうな・・・(笑)
さらっと、さくっと書きたいと思います。

先生は、教育社会学を専攻されていて、博士課程から教育心理学に転向?されたF大学のK先生。
ものっすごくおもしろい先生でした。
開口一番、
「まず皆さんに言っておきますが、社会学は人と人との関係を、心理学は人そのもの、個人を勉強する学問だけど、どちらをどれだけ深く勉強しても、人間関係の達人にはなれませんからね!(笑)」
だって

先生曰く、より良い人間関係を築きたい、人間関係の達人になりたいなら、本なんか読んでないで、世の中に出てどんどん人と接するべき!だそうです。
仰る通りでございます(笑)

2日間の授業を簡単にまとめれば、こんな感じかなあ

信頼関係というのは、完璧に、完全に、100%信頼しあっている者同士の間では問題として上がってこない。
信頼とは期待と同じで、裏切られる可能性がほんの少しでもある場合に、立ち現れて、自覚するもの。

そして、人と人とが関係を結ぶ場合、100%信頼しているというのはほぼあり得なく、けれどもそれは決して悲しいことではない。
人は相手に信頼(期待)を寄せ、応えてもらったり裏切られたりしながら、相手を知って、自分を知り、相手とのより良い距離をみつけるのだ。(検:ヤマアラシのジレンマ)

相手とのより良い距離を測るためには、相手の立場に立ってものを見なければならない。
相手の立場に立って見ていると思っていても、立てていない可能性があることも忘れず、
常に引き出しを多く持つ(多様な見方をする)努力を忘れないことが大事。(検:パラダイムシフト)

この、〜なければならない、とか、努力とかっていうのは、何が何でも!!って、キーッ▼▼っとなってやるようなものではなく、楽しんでやるものなんだろうなって、先生の話を聞いていて思いました。
先生、すっごく楽しそうに話してたもんね。

最後に、先生が好きな作家さんの名言を一つ教えてくれました。

アントワーヌ・ド・サンニテグジュペリ(だったと思う)って人が言った言葉。
「真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。」

何をするのであっても、大好きな人と一緒であれば楽しく、おいしく、幸せな気分になれる。
おお〜!ほんと、そうだなあって思います。

この他、赤ちゃんが信頼を学ぶ上で重要な、愛着(アタッチメント)などについても学びました。
3歳までが大事ってよく言いますが、この時期に得るものは、本当に一生ものなんですね。
発達心理学にも興味が出てきました。
K先生の授業、パワフルでとっても面白かったので、また機会があれば是非受講したいです。



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